愛する物たち

時代劇とは関係ない、流之介が個人的に好きで好きでたまらないもの(萌え?)を勢いのまま書いてます。

 

真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変

 いきなり、表のその他と被ってますが、めっちゃ好きなんで許してください(汗)
 94年に発売されたシリーズ二作目です。世界観も登場キャラもまだ変な方向に走ってなくて、それでいて前作よりいい意味で凝ってる、ほんと、シリーズ一好きです。
 出会いは「愛する殿方」の牙神幻十郎に書いてるので、割愛して、ハマリ具合を披露。
 とりあえず、いつでも幻十郎に会える環境を作るためとエンディングを見るため、ネオジオCDを購入。はじめて買ったゲーム機がこれだった。(我が家ゲーム禁止だったため。大学受験合格で直談判)
 余談ながら、以後、シリーズがハード移動するたび、家にゲーム機が増える(ネオポケ、プレステ、サターン、プレステ2、笑)。ポリゴンなったときは64基盤買おうか、本気で悩みましたが、値段の前に3分で断念(笑)。
 今でも見つければ必ずプレイすることを自分に課してます。シリーズ他のは、「できるだけ」レベル。
「挑発」とか「ぬいぐるみ」とか遊び要素満載だったのも好きだった。
 しかし、難易度が半端じゃないのが曲者。アーケードでは下手したら二人目で負けます(←超ヘタッピです!)。家庭用でレベル1にしても、エンディング見るまで何時間もかかる。
 いろいろ書いてるけど、たぶん本当の一番好きな理由は幻十郎初登場で扱いがよかったから、というのはヒミツ。だってキャラストーリー2本もあったし、ポスターにも必ず登場(そのうち一枚はオンリーだった!)してるんだもん。(05.7.12)
   ←枠は明鏡止水さまから。イラスト部分は数年前の侍組から

 

タイムウォーカー零

 週刊少年ジャンプに91年に連載された、飛鷹ゆうき先生のマンガ。実はその前にも同じ主人公で読みきりも掲載されている。
 当時中学生だった私は、この主人公、刹那零が連載開始直後から大好きになってしまい、これがある意味、初恋でした(でも初恋の人、五人ぐらいいるんだよな〜、私)。このコメントも『刹那零』で愛する殿方の方に上げようか迷ったのだけど、全体も(というより、この作者さんが)好きなので、こっちにしてみました。(といっても本心は、零が殿方ページで三位以下に転落するのが見たくないからだったりする)
 その少し前までマンガというものに縁遠い生活をしていた私。とてつもなく少ないお小遣いの中から、初めて買ったコミックスです。一巻発売日に、すごくわくわく、緊張して買いに行ったのに、どこにも売ってなくて、駄目元でのぞきに行った、コンビニで見つけたときは、本当にうれしかったなあ。
 イラスト書いたのも、同人誌を買ったのも、このマンガが初めてでした。作者さんにファンレター出したのも、バレンタインチョコレートを送ったのも、これが最初で、いまだに唯一の相手です。その返事にもらったサイン入りの年賀状は、むちゃくちゃ嬉しくて今でも宝物です。影響されて始めた同人活動で初めに作ったのも、ゼロの便箋でした。
 子供だったから、ゼロとは無理だから、せめて作者さんと結婚したいなあ、とか夢見てました。連載終了後に、実は作者が女性だったことが分かり(連載中は自画像が男だった)、妙に納得したり。女性だからこそ、女性に受けるキャラクターが描けたんだな、と。
 ずっと読みきり形式の話だったのが、途中から続き物になった(ジャンプにありがちな展開ですね)ことで、ファンからは非難もあったんですが、私は違和感なく受け入れて、どちらも好きでした。時代劇好きだったからかもしれないですね。
 コミックス全四巻(+『一閃!電光石火丸』)はファン心をくすぐる書き下ろしやコメントも多くて、本当に宝物です。(05.9.28)

 

元気爆発ガンバルガー

 92年に放映されたアニメで絶対無敵ライジンオーと熱血最強ゴウザウラーの間にあった、エルドランシリーズの二作目です。
 いわゆる正義のロボットヒーローアニメだったんですが、タイトルからして、そのはじけっぷりがすごかった!
 まず主人公は小学四年生の三人組。その中でも特に主人公格の小太郎くんがおバカで、そんな彼が操縦するものだから、ロボットなのに急所やられて飛び上がったり、イヤミのシェーのポーズをとったり。そんでもって、彼のお父さんが、現役忍者。その関係で、ロボットアニメなのに、忍者フォメーションからの必殺技を考えて練習したり。(ちなみにロボットデザインとかロボット付属の必殺技は忍者色全くなし!潔すぎます)
 毎回ごとの敵キャラもまた、ぬいぐるみみたいなバカでかわいい奴。しかもそれを操る中ボスは闇の魔導師という、和洋折衷、なんでもあり。しかも棲家は主人公たちの学校の理科室。
 まあ、こんな感じで、お子様ランチみたいなドタバタアニメで遊び心がたまらない作品に加え、上記の闇の魔導師ヤミノリウスがまたマヌケで(だって小学生とまともに戦って毎回勝てない)、容姿が好みで(隈取目に牙)、ちょこちょこ見てたんですが……。
 本気ではまったのはこの話からでした。
 ヤミノリウスが記憶喪失になる話がありまして、そこで主人公たちの担任の先生(愛子先生)と恋に落ちてしまうんです。
 実はいい奴、&、いい者キャラと恋に落ちる敵キャラ大好きな私は、もうすってんころりんですよ!
 で、記憶が戻った後は、お約束としてそのときのことをすっかり忘れてしまうんですが、愛子先生は覚えているんですね。で、相手が敵と分かってからもひるむことなく、出現するたびにヤミノリウスを説得に行っちゃうんです!「あなたは本当はいい人なんです!」って、拡声器持って。(←注・愛子先生は一般人です)
 まあ、もちろんヤミノリウスは悪役なので、良心のかけらもなく毎回突っぱねるんですが、最終的には……。
 もともと作品のノリと雰囲気も好きだったんですが、このエピソードで完全にヤミノリウスにはまりまして、感動の最終回の後、とうとう初の同人誌を作ってしまいました。
 ヤミノリウス大好きなんで、殿方の方に入れてもよかったんですが、まあ、作品も好きだし、愛子先生もセットで好きなんで、こちらで。(05.10.16)

※このときの同人誌がまだ在庫残ってます。もう流之介は同人活動辞めてますし、古い作品なので、もしまだお好きな方がいれば、送料のみで差し上げます。まずはメールにてご連絡を。

 

茶木宏美(茶木ひろみ)先生のマンガ

 今から15年以上前に、マーガレット等(集英社)で執筆されてた少女漫画家さん。とは言っても、リアルタイムでは読んでいなくて、初めて読んだのが、最後の作品『悪徳の栄え』のコミックスだったりします。
 当時、小学生だった私は、美容院で読んだのですが(なぜ美容院にコミックスがあったのかは当時からすごい謎でした。後日聞いたところによると、貸し本屋で借りてきたとのこと。貸し本屋とはまたレトロな言葉ですが、現在もなぜか近所の商店街に一軒だけあります)、当時少女漫画嫌いだった私は、目からうろこで、はまるほどまでいかないにしても、少女漫画を少し見直し、もう一作品『姫−クラッシックガール−』読んだ時点で転びました。その後数年かけて、全巻そろえるほどに。私の理想過ぎる、理想の恋愛パターンです。
 短編の作品(一回読みきり〜コミックス二冊ぐらい)を多く描いているのですが、そのほとんどが同じ系統。ハンサムだけど性格ひねてる(グレてるレベルから人殺しも平気まで)年上男と、純真な少女のラブストーリー。このひねくれヒーロー(原因は家庭環境から身体上の理由までさまざま)が、ヒロインと出会って、突っぱねつつも、恋に落ちる展開がいいのですよ!
 絵柄は多少古いですが、ヒーローがほとんど毎回同じ顔(銀髪?ってくらい色素薄い髪がトレードマーク。まあ、マンガは白黒ですから)ってのも、どの作品読んでも裏切られることのない安心感をもたらしてくれてます。
 そんな理由でどの作品もみんな一定レベル以上好きなのですが、やっぱり一番好きなのは初めに読んだ『悪徳の栄え』です。主人公はローマの皇帝ネロなんですが、そのことを知ったヒロインの女子高校生が教科書で彼のことを調べるシーンがありまして、それを体験したくて高校の世界史の授業が楽しみだったのですが、私の教科書には一言でさらりと流してありました(涙)。同じことが中学の時に『太平記』でもありましたが。あとは、唯一の長編(?全六巻)『銀の鬼』。これは一度読んだ時はあんまり分からなかったのですが、再読して好きになりました。それから意外なところで『ごはんだよ!』もかなり上位です。才能のある俳優さんって好きです。
 ひねてる美形(宝塚で言えばトップの次の男役。バトル漫画のライバルキャラ等)が大好きな方には、ものすんごくオススメです!
『悪徳の栄え』を最後に、作品出なくなってしまったのですが、漫画家辞められてしまったのでしょうか?(06.1.26)
 

BANANA FISH

 当時の私は少女漫画が基本的にダメだったんですが、その中で唯一はまったのがこのマンガ。別冊少女コミックスに連載されていた、吉田秋生作。全19巻。
 そんじょそこらの少女マンガと違って、とにかくハードで、ひたすら主役のアッシュがかっこいい!
 はじめは友達から借りて読んではまったのですが、あまりに面白くて欲しくて欲しくて、十数冊をまとめて売ってくれる人を見つけて電車乗り継いで受け取りに行きました。当時の私はとても貧乏な中学生だったので、金銭的にも、距離的にも、なかなかの冒険でした。
 最後のころはリアルタイムで読んでいたので、お約束どおり最終回を立ち読みして、本屋で呆然となりました。
 今でも読みはじめたら止まらなくなって、一気に最後まで読んでしまう危険マンガです。しかも最後があまりにかわいそうで、さらに別巻(本編以前の話がのってる)まで読んでしまう恐ろしさ!
 とにかくアッシュが大好きで、その彼が大好きな英ちゃんとの関係が好きなので、英ちゃんに嫉妬して邪魔する月龍が大嫌いだったんですが、はじめに貸してくれた友人は月龍好きだったんです。「かわいいやん」って。私には何がかわいいのかさっぱり分からなかったんですが、彼女が無理やり貸してくれた月龍の同人誌を読んで、月龍がかわいく見える読み方を開眼。このときばかりは、同人誌の(愛の)すごさを実感しました。一つ成長です。(笑)
 本作の方にも、男性キャラクターのかっこよさの系統分け等、かなり影響を受けました。今でもアッシュは私の中で、顔、体、能力、どれをとっても、かっこいい男の一完成形です。(一巻の絵はどうかと思うけど・笑)
 私は外国に行きたいとは全然思わないのですが(日本語が通じないところは怖い上に、英語が大っ嫌い!)、アッシュがいるならNYに行きたい、とか思ったり。でも、もういないしな〜。(もともと実在しないんですけどね)。(05.11.20)

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